Cryptact(クリプタクト)さんが最高すぎた!【仮想通貨の税金計算】

お断り:私は税金の専門家ではございません。税金関連の一切のご質問に回答することはできません。
今回はお悩みの方も多そうな仮想通貨の税金計算についての記事です。
・正直、税理士さんに頼むほど利益がでていない方
・自分で計算出来そうだけれど、めんどくさいな~という方
いますよね?
億り人がTwitterをにぎわせていますが、
億り人なんてまだまだ先の方、いますよね?
そうです。例えば僕です。
もくじ(目次)
もともと円にしない限り課税されないと考えていたら、あら大変。
11月ごろでしたでしょうか、タックスアンサーで仮想通貨と仮想通貨の取引も課税対象との見解がでました。
その後、仮想通貨関連の総合サービスを提供されているCryptact(クリプタクト)さんがリリースされました。
リリース当初、僕は「とりあえず無料なので登録」したものの、対応通貨の少なさから、
エラーばっかり出て使えないよ・・・
ユウスイ
と絶望し、泣く泣く丸一日費やして自分で計算したことを覚えていますw
しかししかし!!!!
クリプタクトさんのサービスがもう素晴らしすぎる!
なんで無料なの!っていうくらいに感動してしまったので記事にてご紹介させてください。
Cryptactさん、便利すぎるっ!!!
ユウスイ
というわけでクリプタクトさんの使い方と、
ありがちなミスの解決策をまとめたいと思います。
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取引履歴を全部用意する
これがまず一つ目のポイントです。
取引履歴を全部用意します。全部です。
例:コインチェックでビットコインを購入し、
バイナンスにビットコインを送金してアルトコインのトレードをした。
この場合、コインチェックの取引履歴だけ用意するのでは不十分です。
バイナンスの取引履歴だけ用意するのでも不十分です。
コインチェックとバイナンス両方の取引履歴を全て用意しましょう。
なお、対応していない取引所に関してはカスタムファイルを用意することで対応できます。
こちらに関しては後で説明します。
例:コインチェックで1 BTC を購入した後、
バイナンスに0.5 BTC、 bittrex に0.5 BTC を送金した。
これらの送金履歴は、両方自分が使っている取引所の場合、用意する必要はありません。
購入履歴と取引履歴のみを用意してください。
取引所ごとの取引履歴取得方法はこちら(Cryptactさんより引用)
取引履歴の準備ができたらアップロード
利用したすべての取引所の取引履歴を準備したら、いよいよアップロードしていきます。
まず初めに、tax@cryptactから、
ピンクの枠で囲まれた、緑のアップロードのボタンをクリック。
すると、取引所を選択する画面が出てきます。
ファイルをアップロードしたい取引所をクリックしてファイルをアップロードします。
この時、アップロードする取引所の順番は自由です。
例:コインチェックとバイナンスで取引をしている場合
コインチェック→バイナンス の順番でアップロードしてもいいですし、
バイナンス→コインチェック の順番でアップロードしても構いません。
例として、コインチェックをクリックするとこのような画面に切り替わります。
コインチェックはアップロードするファイルが細かく分かれています。
・【コインチェック取引所】は、取引所でビットコインを売り買いした履歴をアップロードします。
・【コインを買う】は、販売所で買ったコインの履歴をアップロードします。
・【コインを売る】は、販売所で売ったコインの履歴をアップロードします。
この様にして、利用したすべての取引所の履歴をアップロードしていきましょう。
残すはエラーの調整のみ!
取引所の履歴を全てアップロードしても、
✖印に分類されてしまう取引=「エラーの出る取引」があると思います。
エラーの出る原因は様々ですが、エラーを一つずつ解消していきましょう。
エラーを全て計算しないと、正確な損益計算は出来ていません。
ここではありがちなエラーの例とその解決策を示していきたいと思います。
エラーを解決策として有効なのがカスタムファイルの作成です。
カスタムファイルでエラーを解決しよう!
カスタムファイルについてはこちら(Cryptact(クリプタクト)さんより引用)
カスタムファイル雛型ダウンロードはこちら(Cryptact(クリプタクト)さんより引用)
カスタムファイルはcsv形式で保存したものをアップしてください。
ありがちなエラーの例1:ハードフォークで受け取ったコインや、 AirDrop で受け取ったコインを売却してしまっている場合。
これが一番多いエラーの例だと思います。
ハードフォークやエアドロップで受け取ったコインを保有し続けている場合は問題ないですが、トレードに当てた場合、課税計算対象となります。
ですので、受け取ったコインの取得単価をゼロとしてカスタムファイルに記入しカスタムファイルをアップロードしましょう。
青枠で囲んでいる部分がエアドロップで受け取ったコインです。
・Timestamp欄には受け取った日時を入力
・Actionは受け取った側なので”BUY”を入力
・Sourceは取引所名やウォレット名を入力
・Baseは受け取った通貨のティッカー名を入力
・Volumeは受け取った量を入力
・Priceは”0”を入力
・Counterは”JPY”を入力
・Feeは”0”を入力
・FeeCcyは”JPY”を入力
・Commentは何も書かなくても良いですが、わかりやすくするためにAirdropと入力しました。
赤枠で囲んでいる部分がハードフォークで受け取ったコインです。
・Timestamp欄には受け取った日時を入力
・Actionは受け取った側なので”BUY”を入力
・Sourceは取引所名やウォレット名を入力
・Baseは受け取った通貨のティッカー名を入力
・Volumeは受け取った量を入力
・Priceは”0”を入力
・Counterは”JPY”を入力
・Feeは”0”を入力
・FeeCcyは”JPY”を入力
・Commentは何も書かなくても良いですが、わかりやすくするためにHFと入力しました。
ありがちなエラーの例2:クレジットカードで買ったコインがある
これもなかなか盲点でした。
クレジットカードで購入したのは最初の一回だけかつ、コインチェックで購入したのでてっきり販売所の取引履歴に記載済みと思い込んでいたためです。
コインチェックの場合、クレジットカード購入分はカスタムファイルに入力しなければなりません。
緑枠で囲んでいる部分がクレジットカードで買ったコインです。
・Timestamp欄には買った日時を入力
・Actionは買った側なので”BUY”を入力
・Sourceは取引所名を入力
・Baseは買った通貨のティッカー名を入力
・Volumeは買った量を入力
・Priceは支払額を入力
・Counterは”JPY”を入力
・Feeは”0”を入力
・FeeCcyは”JPY”を入力
・Commentは何も書かなくても良いです。入力するならCardなどでしょうか。
ありがちなエラーの例3:お礼・チップなどで貰った通貨をトレードしてしまっている。
これが一番最後まで気づかなかったエラーの原因です。
かつて一度だけ、WPの翻訳を友人にお願いされたことがあり、そのお礼として受け取ったビットコインをトレードに充てていたためエラーが生じていました。
黄色枠で囲んでいる部分がクレジットカードで買ったコインです。
・Timestamp欄にはもらった日時を入力
・Actionはもらった側なので”BUY”を入力
・Sourceは取引所名を入力
・Baseはもらった通貨のティッカー名を入力
・Volumeはもらった量を入力
・Priceは対応する金額を入力(チップやお礼なら0を入力、1万円分の支払いを仮想通貨で受け取ったなら1万などで良いと思います。)
・Counterは”JPY”を入力
・Feeは”0”を入力
・FeeCcyは”JPY”を入力
・Commentは何も書かなくても良いです。入力するならtipなどでしょうか。
エラーがなくなれば完成!
この様にエラーがなくなれば完成です!
お疲れさまでした。
ピンクの枠で囲まれた部分に計算された損益が表示されます。
アップロードボタンの横の青色の雲のボタンを押せば、
計算結果をエクセルファイルでダウンロードもできますよ!
精度は高いと思う
使ってみた感想ですが、制度はとても高いと思います。
自分で計算すると、Cryptactで計算した額よりもやや利益が小さくなる印象です。
原因はBittrexが個別の約定情報を提供していないことだと思います。
BittrexでVergeを購入する際に0の数を間違える大ポカをして資産が1/10になったことがあるのですが、そこも反映されていないなどがあります。
Bittrexを使っていない方は完璧な額を計算してもらえそうなので本当におススメです!
Bittrexを使っていても快適さを考えればおススメです!